お尻ニキビと出来物の違い・見分け方・対処方法

気付いたら、ボコッとしたものがお尻にできたといったことはよくあることです。お尻に出来物ができたとき、ニキビやその他の出来物であることが考えられます。

そして、お尻の出来物はﾆｷﾋﾞとは限りません。ニキビ以外の皮膚のﾄﾗﾌﾞﾙである可能性も考えられます。

お尻ニキビ以外の出来物って何があるの？

お尻ニキビ以外の出来物として挙げられるものには、
毛孔性苔癬・粉瘤があります。

どちらもﾆｷﾋﾞのような出来物がお尻にできてしまうことが特徴的です。

次に、お尻にできるお尻ニキビと出来物の見分け方について解説します。

お尻に出来物は、ﾆｷﾋﾞとは少しずつ症状などが異なっています。
そして、症状の違いから、お尻ﾆｷﾋﾞとその他の出来物とを見分けることができるとされています。
ﾆｷﾋﾞの症状としては、ﾆｷﾋﾞの中に溜まっている皮脂や膿を取り除き、炎症が落ち着けば回復します。

しかし、その他の出来物の場合にはﾆｷﾋﾞのｹｱでは回復できないことがあります。

お尻ﾆｷﾋﾞだと思っていて、ｾﾙﾌｹｱしていても1・2週間近く変化が見られない場合は
その他の出来物である可能性を考えてみましょう。

また、原因や症状もﾆｷﾋﾞと毛孔性苔癬や粉瘤では異なるため、情報を集めて比較しましょう。
できた場所によって座ると痛みが起きることもあるため、しっかりと治療した方が良いと言われることが多くあります。

お尻ﾆｷﾋﾞ以外の出来物の種類と症状

毛孔性苔癬がお尻にできたとき

毛孔性苔癬とは、毛穴の詰まりが原因だと考えられています。
この出来物は、それほど気にしなくても良い出来物で放置していても大丈夫だと思われます。
もし、美容面でよほど気になる場合は、ﾋﾟｰﾘﾝｸﾞ効果を持っているｽｷﾝｹｱｱｲﾃﾑを使ったｹｱを行うことがｵｽｽﾒです。

お尻にできた毛孔性苔癬は、ｺﾞｼｺﾞｼこすって落とすことはできません。
決して、ｱｶｽﾘや硬いﾎﾞﾃﾞｨﾀｵﾙなどで、刺激を与えることの無いようにしましょう。
もちろん、美容皮膚科でのｹｱも毛孔性苔癬には効果的です。

美容皮膚科では、ﾋﾟｰﾘﾝｸﾞをはじめ、ﾚｰｻﾞｰ治療などで綺麗な肌に整えることが可能です。

ﾋﾟｰﾘﾝｸﾞ効果のあるｹｱｱｲﾃﾑの選び方としては、
お尻専用のものを選ぶことが基本です。

古い角質をｹｱできるｼﾞｪﾙﾀｲﾌﾟのものが主流となっています。
ｼﾞｪﾙﾀｲﾌﾟのもので角質ｹｱができるものを試してみましょう。

お尻の出来物がﾆｷﾋﾞではなく、粉瘤と呼ばれるものである場合、状態は少し深刻だと考えられています。

お尻ﾆｷﾋﾞではなく、出来物が粉瘤の場合

まず、粉瘤はできると目立ってしまいます。
そして、美容面で気になる場面が多く出てきてしまうといった少し厄介な出来物なのです。
そもそも粉瘤と呼ばれる出来物は、良性な出来物です。

しかし、腫瘍に分類されているため治療しなければ治すことができません。
ﾆｷﾋﾞと非常によく似ていることから「治るのではないか？」と放置する人も多いようです。

粉瘤は、症状が引いても繰り返し出来物ができてしまうといった特徴を持っています。
もし、お尻のいつも同じような場所に繰り返し出来物ができる場合は、粉瘤の可能性は非常に高いと考えられます。
粉瘤は皮膚の下に袋状のものができ、皮脂や汚れが溜まることでできます。

粉瘤ができても、そのまま放置してしまうと細菌感染が起きたり、炎症を起こすことがあります。
また、粉瘤の内部には様々なものが溜まり、ときに破裂し膿が出る場合もあります。
膿は、ﾆｵｲが強いものとされています。

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