お尻やお股にできてしまう出来物の特徴と改善方法

ﾆｷﾋﾞや出来物は顔にできるものと思っていたら、”お尻やお股にもできてしまった”なんてことはありませんか？普段あまり目につかない場所ですから、『気づいたら出来物ができていた』なんて人も少なくないでしょう。

でも、顔のﾆｷﾋﾞや出来物ならまだしも、なぜお尻や股にまでできてしまうのでしょうか？

お尻や股にできる出来物の特徴をまとめました。
特徴を知ってお尻や股の出来物を改善しましょう。

まず、お尻の出来物は、過剰な皮脂分泌によって毛穴が詰まり、ｱｸﾈ菌が繁殖していることで発生するといわれています。お尻は、意外にも皮脂分泌が多い場所です。また、皮膚も分厚いですし、角質化しやすいため、どうしても出来物ができやすい環境になっています。

そして、さらに蒸れやすく不衛生になりやすいため、あっという間に肌ﾄﾗﾌﾞﾙを起こしてしまいます。次に、お股の出来物についてです。

お股の出来物の特徴とは？

お股は、とてもﾃﾞﾘｹｰﾄな場所です。ﾃﾞﾘｹｰﾄｿﾞｰﾝといわれているくらいですから、刺激に弱く、雑菌が近づきやすいといわれています。そのため、ｻｲｽﾞの合わない下着を着用している、不衛生にしていると、簡単に出来物ができてしまいます。

また、お股もお尻同様蒸れやすい場所です。一定の温度や湿度は、もっとも菌が喜ぶ環境です。
そのため、お股やお尻は出来物がができやすいと言えます。これらが、お尻や股にできる出来物の特徴になります。

もちろん、すべての人が同じ原因でお尻や股にできものができるわけではありません。
これらの原因だけでなく、『体質』も関係しています。特に、敏感肌の人や皮脂分泌が多い人は、
通常よりも刺激や蒸れなどに弱いため、ﾆｷﾋﾞなどの肌ﾄﾗﾌﾞﾙを起こしやすいといわれています。

お尻や股の出来物を改善するためには、早めの治療がｵｽｽﾒです。

出来物は、かゆみがある場合、痛みがある場合と症状はさまざまですが、必ず触ったときに凹凸があります。お尻は自分で確認しにくい場所ですが、触ったときにﾎﾟﾁｯとした凹凸を感じたら出来物と判断しましょう。

改善方法としては、清潔が第一となります。その他にも専用の軟膏もｵｽｽﾒです。
ただ、軟膏はきちんと病院で処方されたものを使用した方が良いでしょう。
もちろん、お尻や股に効く市販薬の軟膏もありますが、1週間ほど使ってみても効果が出ない場合は注意が必要となります。

なぜなら、ただの出来物と思っていたら、毛嚢炎だったといった場合もあるからです。
さらに、粉瘤（ふんりゅう）と呼ばれる垢や脂が溜まってできる出来物も存在します。
粉瘤は良性の腫瘍ですが、ﾆｷﾋﾞと間違いやすく、適した治療でなければ完治しません。
お尻や股に出来物ができ、なかなか治らない場合はすぐに医療機関を受診しましょう。

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