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お尻や股に粉瘤ができたときに知っておきたいこと
お尻や股に粉瘤ができてしまった場合、どうすれば綺麗にすることができるのでしょうか。お尻や股は、粉瘤ができやすい場所とされています。また、これらの部位は自分ではなかなか確認できない場所ですから、うっかりそのままにしてしまう恐れがあります。
粉瘤は、一般的に開口部に黒い点がある、触るとしこりがあるなどの特徴があります。しかし、お尻や股でそれらを確認するのは困難でしょう。また、粉瘤はニキビから発生する場合もあるので、ニキビができた場合にも注意したいものです。
お尻や股に粉瘤ができたかを確認する方法とは？
お尻や股に粉瘤ができていないか確認するためには、触診を行いましょう。触ったときにしこりのようなものを感じたら、粉瘤ができている可能性があります。
粉瘤ができた部分は指でつまめるといいますから、ボコッとした感触のできものにそれらの違和感があった場合、疑っても良いでしょう。粉瘤の見分けるポイントとなる「開口部の黒い点」は鏡を使用して見るようにしてみましょう。できた場所によっては見ることが難しい場合があります。
お尻や股に粉瘤ができてしまったときはどうすればいい？
お尻や股に粉瘤ができていることを確認した場合は、皮膚科を受診するのが一番です。特に、初めて粉瘤ができた場合、きちんと専門家に診てもらったほうが安心でしょう。
軽度であれば痛みもありませんし、出血があるということもありません。ただ、頻繁に立ったり座ったりといった動作がある場合、座ることで刺激になり悪化させてしまう恐れがあります。ですから、違和感があった時点ですぐに皮膚科で診てもらうのが一番安心です。
お尻や股の粉瘤の具体的な治療方法とは？
初期段階であれば、抗生物質の投与で綺麗になる場合もあります。しかし、粉瘤は一度できると嚢胞と呼ばれる袋を切除しない限り、エンドレスに発生します。抗生物質の投与で一時的に良くなるものの、再発してしまった場合は、また病院で診てもらうことになります。
それが面倒という方も少なくないでしょう。基本的にこの病気はセルフケアが困難だといわれていますが、梅干しやティーツリーオイル、木酢などで綺麗にすることができるともいわれています。あくまでこれらの治療は自己責任になりますので、注意しましょう。
粉瘤の嚢胞に溜まった老廃物を外へ出してあげることで、症状を悪化させずに済みます。梅干しは肉を、ティーツリーオイルは綿棒にオイルをつけて、患部に塗りましょう。木酢は石鹸がオススメです。
予防にもなりますから、お尻の吹き出物やニキビが気になる方は、粉瘤にならないように使ってみてはいかがでしょうか。また、ニキビから移行しやすい病気でもありますから、ニキビができないように気をつけることも大切です。
粉瘤を繰り返し、発生させないためには皮下の袋を取り除かなければなりません。最近では、１５〜３０分程度の手術で除去が可能とされています。お尻や股は、デリケートゾーンであり、繰り返し粉瘤ができても良いことはありません。早めの治療が、粉瘤を綺麗に治すポイントとなります。
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