お尻や股にできた出来物から膿が出てきたときに知っておきたい対処方法

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お尻や股に出来物ができたときどうしてる?

お尻や股に出来物ができたとき、あなたはどうしてますか?

 

 

多くの人は、市販薬を使ったり様子を見てみるといった対処方法を行うことでしょう。お尻や股にできた出来物が”ニキビ”であれば、市販薬やお尻専用ケア商品を使うことで症状が治まったり、キレイに治す効果が期待できます。

 

しかし、お尻や股にできた出来物が”ニキビ”以外のものだったら、要注意が必要となります。また、これらが膿を出す原因と対処方法を知っておきましょう。お尻や股の出来物から膿が出てしまうと厄介なことになりかねません。そこで、注意が必要なお尻や股の出来物とは一体何か?膿が出てくる原因と対処方法について解説します。

 

 

お尻や股にできた注意は必要なできものとは?

 

まず、お尻や股に出来物ができたとき、ニキビであるならば、過剰に心配しなくても大丈夫です。
ニキビは、ストレスや肌環境の乱れなど様々な原因により起こります。また、お尻や股のニキビを治すための市販薬や専用ケア商品もあるので、すぐに医療機関の受診をしなければ!!というわけではないと思います。

 

市販薬などを使用してみても、長期間変化が見られない場合は医療機関の受診をおすすめします。
ニキビ以外だったら、対処方法が変わってきますので注意が必要です。

 

ニキビ以外の注意したいお尻や股の出来物とは?

 

主に、痔ろうと粉瘤が挙げられます。これらは、お尻や股にできやすい出来物の代表的なものです。

痔ろうについて

痔ろうは、腸と肛門に道が繋がってしまい炎症が起きてしまう痔の1種です。痔ろうの特徴としては、肛門の近くにできることです。そのため、ニキビとの違いを判断するためには、お尻や股の出来物ができた場所がどこであるのか?がポイントとなります。

 

お尻の表面というよりは、肛門付近に出来物ができた場合は痔ろうの可能性が高いと考えましょう。

 

粉瘤について

粉瘤は、良性の腫瘍で、皮下に袋ができてしまうことで中に皮脂や汚れが溜まってしこりになってしまう出来物です。粉瘤ができてしまうメカニズムは、まだ解明されていません。

 

粉瘤の特徴として、お尻や股だけでなく身体の至る所にできることや繰り返しできてしまうことが挙げられます。もし、繰り返し同じところにできる出来物がある場合は粉瘤を疑った方が良いでしょう。粉瘤はニキビとは異なり、適した治療が必要となります。

 

この痔ろうと粉瘤は、セルフケアで治すことは難しい出来物です。お尻や股にできた場合は、医療機関への受診をおすすめします。

 

次に、痔ろうや粉瘤から膿が出てくる原因と対処方法についてです。

お尻や股の出来物から膿が出てくる原因と対処方法

痔ろうの場合

お尻の表面ではなく、肛門付近にできた出来物から膿が出てくる原因として、炎症を起こし化膿していることが考えられます。そもそも、痔ろうは膿が出てしまうといった症状を持っているもので、炎症の度合いによって膿が出てしまったり、痛みが生じることや発熱などの症状を引き起こすことがあるものです。

 

膿が出てしまうと症状は落ち着くのですが、繰り返して痔ろうで膿が溜まってしまうことがあるため、病院での根本的な治療が必要となってきます。

 

お尻の肛門付近から膿が出た場合は医療機関を受診しましょう。また、膿によって下着を汚してしまうことがあるので、清潔に保つことを心がけ、換えの下着やナプキンの使用をして膿へ対処しましょう。

 

痔ろうの治療としては、腸と肛門が道でつながっていなければ内服薬でも治療は可能のようです。しかし、道がつながってしまっている場合には手術しなければ完治させることが難しいケースが多く見られます。
医療機関を受診し、医師と相談しながらまずは膿を取り除き、痔ろうの治療をどのようにするのかを考えていきましょう。

 

 

粉瘤の場合

粉瘤は良性の腫瘍で炎症を起こすことがなけば、必ず治療をしなくてはならないわけではありません。しかし、粉瘤は、皮下内に老廃物が溜まってしまうので何かの拍子で袋が破裂し、膿として出てくるといったことになります。

 

そして、膿が出た時には非常に臭いと言われていて、さらに化膿してしまった場合には痛みも酷い状態になります。粉瘤も痔ろうと同じように病院で治療しなければならず、自分でケアはできないものだと言われています。

 

膿をすっきりと取り除くか、皮下の袋を除去する手術を行うことをお勧めします。
皮下の袋の除去をしなければ、粉瘤は繰り返してしまうことが多いため、治療方法はよく検討するようにしましょう。

 

お尻や股の出来物から膿を吸い出すための商品が、ドラックストアにありますが痔ろうや粉瘤のできた場所によってが使いづらく、利用が難しいこともありますのでセルフケアよりは医療機関の受診がおすすめです。

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